帰国後の記者会見でのイ・ソヨンさん=28日、永宗島(聯合)
帰国後の記者会見でのイ・ソヨンさん=28日、永宗島(聯合)
【大田30日聯合】先ごろ宇宙飛行した韓国初の宇宙飛行士、イ・ソヨンさんが、地球帰還の際の衝撃による痛みなどで入院しており、活動再開時期は30日午後に決まる見通しだ。
 韓国航空宇宙研究院の崔杞ヒョク(チェ・ギヒョク)宇宙飛行士開発団長は29日、イさんは空軍航空宇宙医療院でエックス線、磁気共鳴画像化装置(MRI)、コンピューター断層撮影装置(CT)などによる精密検査や血液検査を行っており、早ければ30日午後にも診断結果を基に外部活動の是非を決定できると明らかにした。

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 イさんは帰還直後、ロシア・ガガーリン宇宙飛行士訓練センターでも検診を受けているが、このときは筋肉痛以外にこれといった症状はみられず、予定通り27日に帰国した。現在は腰と肩の痛みを訴えているが、搭乗していた宇宙船ソユーズが着陸した際の衝撃によるものと思われる。宇宙開発の慣例上、故意、重過失による事故でない場合の負傷については相互免責とするため、ロシア側に責任を問うことは難しいという。

 イさんは28日に帰国したものの、地球帰還の際の衝撃による痛みを訴え、大統領との会談など国内での外部日程をすべて中止した状態だ。

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