米ブルームバーグ通信は今月14日、シン国防相と行なったインタビューの内容を報じ「シン国防相は『プーチン大統領が北朝鮮と、一層緊密な安保協力を模索するものと予想される』と語った」として、先のように伝えた。
ただ、“プーチン大統領が、ロシアの最も進歩した軍事技術を移転するとみるか”という質問に、シン国防相は「その可能性は非常に低い」とし「ロシアが移転を決定すれば、北朝鮮への影響力を完全に失うことを意味する」と語った。
つづけて「それでロシアは、最も進歩した技術の移転を最後の手段として残しておく可能性が高い」とし「北朝鮮は、ロシアに最後の手段を差し出すよう誘惑するだけのものを用意できるとは考えない」と推測した。
シン国防相は「北朝鮮が480万個の砲弾を入れるコンテナを、少なくとも1万個ロシアに送ったことを、韓国政府は把握している」と語った。
つづけて「北朝鮮は、プーチン大統領がウクライナを攻撃するのを支援するため、弾道ミサイル数十基も送った」と付け加えた。
またシン国防相は「北朝鮮は昨年30余回のミサイル発射を行なったが、これは計10億ドル(約1574億円)に相当する金額で、北朝鮮住民の食糧1年分に相当する」とし「北朝鮮住民の困難な生活を無視するものだ」と批判した。
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