同部によると趙氏はブリンケン・上川両氏との協議で、ロシアと北朝鮮が「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結し、軍事・経済協力を強化することは韓米・韓日の安全保障に対する重大な脅威であり、朝鮮半島と域内の平和・安定を深刻に脅かすとの認識で一致。韓米は「強く糾弾」し、韓日は「厳重な懸念」を表明した。
趙氏は北朝鮮の軍事力増強に直接・間接的に加勢するいかなる協力も国連安全保障理事会決議への明白な違反だと強調し、韓国政府が前日に発表した対北朝鮮独自制裁や対ロシア輸出規制品目の追加指定などの対応措置を説明した。また、国際社会の断固たる対応を主導するため緊密に協力していこうと呼びかけた。
ブリンケン氏は、米国は韓国側が取る安保上の脅威に対する正当な措置を積極的に支持するとして、堅固な韓米同盟に基づき断固とした対応を取る考えを表明。米国もロ朝の脅威に対応するため、多様な方策を積極的に検討すると述べた。
両氏は引き続き関連動向を注視するとともに、北朝鮮の挑発や緊張を高める行為に対し堅固な韓米同盟に基づいて協力を続け、北朝鮮の核・ミサイルの脅威を無力化する韓米同盟の拡大抑止力と韓米日安保協力を強化するために努力することを確認した。
趙氏と上川氏は北朝鮮の核・ミサイルとロ朝の軍事協力に効果的に対応するため、米国を交えた3カ国の安保協力を強化することで一致した。
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