ジェジュン、「東方神起」問題のその後
ジェジュン、「東方神起」問題のその後
歌手キム・ジェジュンが芸能界で20年間過ごした時間を振り返った。

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25日、ジェジュンはソウル市マポ(麻浦)区にあるiNKODE社屋でフルアルバム「FLOWER GARDEN」の発売記念ラウンドインタビューを行った。

ジェジュンがデビュー20周年を記念して発表する今回のフルアルバムには、彼が歩いて来て、これから歩いていく過去、現在、未来が込められた。彼は「楽しかったし、楽しくなかった時間も多かった。デビューの時からあまりにも順調に大きな成功を味わったが、順調ではなかった時もあった」として「そんな過程も実は感謝した。甘さがあったので苦味も強烈で、苦味があったのである程度の甘さでは快楽を感じることができない状態だった。今は小さなものでも大きいものでも感謝し、良い悪いの区分ができる大人になり、その過程を感謝している」と淡々と話した。

苦しい時間を耐えた原動力はファンだった。ジェジュンは「存在感がぼやけて弱いファンの方々がいらっしゃる。緑の芝生があって、存在感を示すつぼみのようなファンもいるし、穏やかな『フラワーガーデン』というタイトルのように、その背景になってくださる方がいる」として「そんな方々のおかげで、これまでやりきることが出来たと思う。多くの苦難、失敗、事件などのために離れるという理由もあっただろうが、そんな理由や条件に関わらず、存在感を主張しないで、静かに私の傍らでひたすら応援してくださる方々がいたので、何かひとつでもやってみようと思いながら過ごしてきた」と感謝の思いを表現した。

ジェジュンは2003年にSMエンタテインメント所属のグループ「東方神起」のメンバーとしてデビューしたが、キム・ジュンスとパク・ユチョンと一緒に2009年に「東方神起」を脱退してグループ「JYJ」を結成して活動した。彼らはSMエンタテイメントとの専属契約内容が不当だと裁判所に専属契約効力停止仮処分申請を提出した。芸能界でも波紋を生んだこの事態で不公正契約問題が話題になり、エンター業界の標準契約書が導入されたりもした。

ジュンスと一緒に「JYJ」に残ったジェジュンは、完全体活動について「することになれば全てを混ぜないと思う。ロック的な要素とジュンスのバラード、あるいはミュージカル的な要素、それではダンス音楽ではないだろうか」としながら「私が膝の手術をした。40代後半で膝だ。私はオープンなので『一緒にダンスはするが、少しだけダンスを調整しよう』とその程度までふたりで話はした。いつかはしたい。一緒に20周年なので、お互いに意味のある記念碑のような場所で一緒に何かをしてみたい」と伝えた。

ただ「東方神起」に対しては「コミュニケーションを直接すればとても良いが、知人を通じてしている」として「和解の場を作れたらいい。『親しくなることを願う』のようなものに発展しないといけない。(YouTube)『ジェチング』にいつか出てくれたら、どれだけ良いか」と可能性について語った。

アイドル活動から演技、バラエティー番組、YouTube、そして自ら設立したエンター社のiNKODEの経営に至るまで、多方面で活躍中のジェジュン。「いったん私自身の活動やチャレンジの方向は今後もずっと同様に範囲を広げていきたい」と話した彼は「会社を設立したので当然経営もそうだし、iNKODEから出る新人アーティストたちが成功して楽しく音楽ができるように先輩としてうまくサポートをしてあげたい」と、この語の希望を語った。

ジェジュンは「やはり、会社を新たに運営してみると、ビジネス関係においても硬い面と数字が証明する冷酷な過程を見なければならない。仕方がない」としながらも「プレーヤーの心をたっぷり盛り込むつもりだ。グループ活動をしてみたので、メンバーたちと具体的で詳細な部分まで共感し、彼らの長所を引き出せるようにしなければならないと思う」と方向性について語った。

フリーになった後、多くの所属事務所からラブコールをもらったが、結局所属社設立の道を選んだ理由にジェジュンは「お金と条件が必要なので行きたくなかった。その方々と私がマインドセットが合うか合わないかを見たかった」として「世の中の一部を作り上げたいという夢がある。過程はあまり愉快ではなかったが、我が国の標準契約書ができたのもエンターにとって大きな貢献をしたと思う。そのうように私の会社を通じて大きな風を起こしたいと思う。その出発点になればいいだろう。多くの方々が投機性ビジネスでたくさんされるようだが、その子供たちの夢もそうだし、お互いに悪い方向に行ってしまうのをたくさん見た」として「エンター業界の悪循環を破って変化をもたらすビジョンがあると抱負と意志を明らかにした。

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