アリセル工場の家宅捜索、約6時間で終了…「死亡者14人の身元確認」=韓国
アリセル工場の家宅捜索、約6時間で終了…「死亡者14人の身元確認」=韓国
31人の死傷者が発生した、韓国京畿道華城市のアリセル工場の火災と関連して、警察と雇用労働部が断行した押収捜索が6時間30分で終了した。

 京畿南部警察庁アリセル火災事故捜査本部と京畿雇用労働支庁は、26日午後4時から午後10時30分まで、華城市西新面全谷里所在のアリセル工場と人材供給業者であるメイセル、阪神ダイヤなど3業者に対する押収捜索を行った。

 家宅捜索の対象には、アリセルのパク・スングァン代表の自宅など、会社関係者らの住居地も含まれた。

 警察と労働部は捜査官と勤労監督官など50人余りを投入し、被疑者の携帯電話および作業工程関連書類、応急状況措置計画文書などを確保した。
また、確保した押収物を基に作業過程に問題がなかったかなどを調べる計画だ。

 業務上過失致死傷、重大災害処罰法違反などの疑いで立件されたパク代表など3人と人材供給業者関係者2人に対しては出国禁止措置が下された状態だ。

 先立って24日午前10時30分頃、アリセル工場3棟2階で火災が発生し、23人が死亡し8人が負傷した。

 死亡者のうち、中国人は17人、韓国人は5人、ラオス人は1人であることが分かった。彼らのうち14人は身元が確認され、残りの9人に対してはDNA鑑定が行われている。

 警察関係者は「死亡者11人の身元を追加で確認、遺族に通知した」とし、「残りの死亡者に対しても迅速に確認作業を進行する」と伝えた。
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