中国の共産党員がまもなく「1億人」突破？…60歳以上が「28％」

中国共産党の党員数が、昨年基準で「1億人」の突破を目前に控えていることが伝えられた。

去る30日、中国官営“新華社通信”などによると、中国共産党の中央組織部は党創建記念日を翌日に控えたこの日「党員数が9981万5000人（昨年12月31日基準）と集計された」と発表した。これは、2022年よりも114万4000人（1.2％）増加した数値である。

党員の増加率は2022年の1.4％よりも多少低下したが、今年も1％台の増加率を示す場合、年末には1億人を突破する可能性が高い。

職業別の割合は労働者6.7％、農業・牧畜業・漁業従事者26.3％、企業・国家機関・社会団体などの専門技術者16.3％、企業・国家機関・社会団体などの管理者11.5％、党・政府機関の従事者7.7％、学生2.8％などであった。

また、女性党員は計3018万5000人（30.4％）、少数民族の党員は759万2000人（7.7％）をそれぞれ占めている。

年齢別には30歳以下が12.5％、31～35歳が11.3％、36～40歳が11.0％、41～45歳9.5％、46～50歳9.1％、51～55歳9.5％、56～60歳が9.0％、61歳以上が28.1％の割合であった。