KAISTを訪れたイさん(右)=14日、大田(聯合)
KAISTを訪れたイさん(右)=14日、大田(聯合)
【大田14日聯合】韓国初の宇宙飛行士イ・ソヨンさんが14日、研究員として所属する大田の韓国航空宇宙研究院に出勤し、帰国後の公式スケジュールに入った。健康状態については、当面は治療を続けなければならないが、これまでの治療で体の調子はずいぶん良くなったと話している。また、「地球帰還の途中で弾道飛行をしたが、特に違いは感じなかった。帰還時の着陸位置での衝撃が大きかったようだ」と帰還当時を振り返った。
 イさんは宇宙飛行を終え先月28日にロシアから帰国したが、宇宙船の帰還モジュールが地面とぶつかった時に衝撃を受け腰などの痛みを訴え、日程をすべてキャンセルして航空宇宙医療院に2週間入院していた。この日退院したイさんは乗用車で医療院正門に姿を見せた。顔を上気させ比較的健康なようすで、帰還後に腰などの痛みのためにしばしば顔をしかめていた時とは異なっていた。ただ、研究院出勤時には痛みのせいか依然として不自由そうで、階段を上がる時にも手すりを必要とした。

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 研究院出勤後は、母校の韓国科学技術院(KAIST)を訪問し総長と歓談、さらに実験室で宇宙の騒音測定実験の結果などについて話し合った。

 イさんの今後のスケジュールについて関係者は、大統領や教育科学技術部長官らに会い宇宙飛行の結果を報告した後、18日にロシアに向かい、ロシアと宇宙飛行の成果などについて総合的な評価作業を行う計画だと説明している。

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