1~6月期における韓国の完成車5社の販売台数。ピンクが海外市場、黄緑が全体。上から現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーコリア、KGモビリティ、合計。単位は台
1~6月期における韓国の完成車5社の販売台数。ピンクが海外市場、黄緑が全体。上から現代自動車、起亜自動車、韓国GM、ルノーコリア、KGモビリティ、合計。単位は台
現代自動車、起亜自動車、韓国GM、KGモビリティ、ルノーコリアの完成車メーカー5社の、1~6月期における世界の販売台数は、前年同期比0.4%減の398万4035台だった。同期間、韓国市場では66万9592台と11.8%減少。輸出台数は2.2%増の331万2358台だった。

現代自動車は0.9%減の206万1883台を販売した。うち韓国では34万5704台と12.8%減少したが、海外では171万6179台と1.9%増えた。欧米での販売台数が増えており、とくにスポーツタイプ多目的車(SUV)とハイブリッド車(HV)が人気を集めた。

5社のうち唯一販売台数が増えた韓国GMは、25.7%増の26万9422台を記録した。これにより同社は、2017年以降で最大の実績を達成している。好調をけん引したのが輸出だ。「シボレー・トラックス」クロスオーバーモデルの販売台数は計25万5965台で、31.0%増加した。ただし韓国では1万3457台と29.1%減少している。

完成車業界は7~12月期、韓国市場の不振を打開するため新車の発売と共に中・低価格帯の電気自動車(EV)を販売することで需要回復を図る。


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