米シンクタンク“戦略国際問題研究所(CSIS)”のビクター・チャ上級顧問(韓国部長)は2日(現地時間)、北朝鮮による汚物風船に関する緊急質問報告書で「北朝鮮は、主体思想を宣伝する広告物を韓国に飛ばすことはこっけいなことにしかならないという事実がわかっているため、そのかわりに汚物を飛ばしているのだ」と伝えた。
つづけて「これは、北朝鮮体制および彼らの根拠となっている思想が事実上破産状態であることを、彼らもまたわかっているという証拠だ」と付け加えた。
だが「汚物風船が北朝鮮体制のぜい弱性を示しているものだとしても、軽く考えることはできない。これは依然として明白な『ソフトテロ』であり、万が一この風船に正体不明の白い粉が入っていたとするなら、韓国民はパニックに陥り経済に悪影響を及ぼすおそれがある」と警告した。
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