同協会は急増する授賞式の問題点について、▼ファンの経済的負担と疲労感▼アーティストの健康上の負担▼不透明な選定基準▼K-POP産業のイメージ毀損――などを挙げ、ガイドライン策定を進めてきた。
ガイドラインには公正かつ透明な授賞基準を提示することや、マネジメント会社とアーティストの選択を尊重して出演者の権利を保護すること、国内を中心に開催することなどが盛り込まれた。
授賞式出演時の標準契約書も今月中に発表する。アーティストとマネジメント会社が主催側と公正な契約を結ぶためのもので、アーティストの権利と利益を守り、マネジメント会社の法的リスクを軽減することを目指す。協会によると授賞式の大部分をアーティストの公演が占めたとしても、「授賞式」とうたっているため出演(公演)契約書を作成しないケースが増えているという。
また、年中開催されている授賞式の出演要請にマネジメント会社が全て対応するのが難しいため、政府が授賞式管理機関を指定し、安全指針や契約書作成の有無などの確認を担当させることも要請した。
音楽コンテンツ協会のチェ・グァンホ事務総長は「ガイドラインが業界、アーティスト、観客の全てから信頼される授賞式づくりに寄与することを期待する」と話している。
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