イ・ジュンギVSソン・イェジン　『一枝梅』VS『スポットライト』気になる視聴率バトル

2005年、大作映画『タイフーン』、『キングコング』の中に予想外の映画が出現した。それがソン・イェジン主演の『ナンパの定石』。2005年12月20日から公開された『ナンパの定石』は、2つの大作に挟まれながら、公開1週目にして100万人の観客を動員した。しかし“反転”はこれで終わりではなかった。公開前、特に期待のされていなかった『王の男』が12月29日の公開と共に破格的な観客動員数を記録したのだ。次の年『グエムル～漢江の怪物～』が公開されるまで記録が破られることはなかった。

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2005年当時ソン・イェジンとイ・ジュンギが見せた同じ状況が、皮肉にも今年はブラウン管で再現されそうだ。MBC『スポットライト』とSBS『一枝梅』がその舞台だ。ソン・イェジンの『スポットライト』は14日、強者『オンエア』と2回の衝突を見せたが、結果は惜しくも惨敗。しかし『オンエア』が去り1週間のうちに今度は俳優イ・ジュンギとぶつかることになった。2005年の観客動員戦が、今年は視聴率戦に変わったわけだ。

ブラウン管での視聴率バトルも“引き分け”に終わるだろうか？3年前の『ナンパの定石』、『王の男』のように状況的に見てとても似ている。『スポットライト』は、放送局を背景とした現代ドラマ、一方『一枝梅』は伝説の義賊“一枝梅”を描いた史劇ドラマ。結果はどのように展開するだろうか。2005年の結果を見ればソン・イェジンとイ・ジュンギはどちらも損のない“引き分け”だった。ソン・イェジンは、ロマンティックコメディーが持つ観客動員の限界や大作の間に挟まれた悪条件を克服し見事232万人の観客を動員した。イ・ジュンギは『王の男』を通じて常に話題の主役に立っていた。『スポットライト』と『一枝梅』の初対決は21日だ。