同社は7月末、コスダック市場へ上場する予定だ。2023年の売上高は300億ウォン(約34億9831万円)、営業利益は50億ウォン(約5億8305万円)だった。売上高は約6年で2倍、営業利益は2年で2倍以上、それぞれ増加した。
主力製品は、韓方(韓国の伝統医学)配合の湿布「韓方東医膏」と「リドケアカタプラズマ」だ。このほか相手先ブランドによる設計・生産(ODM)も手掛ける。
とくに韓方湿布市場では、シェアが70%と他社を大きくリードする。韓国の経皮吸収型製剤市場の規模は約2000億ウォン(約233億2170万円)で、うち韓方湿布の規模は約300億ウォンとの推算だ。同社が市場でトップを維持できる背景には、創業から約20年間で培ってきた経皮吸収型製剤提供のノウハウを基に、吸収率や安定性に優れた経皮吸収型製剤伝達システム(TDDS)の設計と生産能力を構築したことがある。
同社は「経皮吸収型製剤は侵入障壁が高く、事業認可手続きも難しくなってきている。独自技術と製品を持つ当社には有利」と述べている。
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