今回の会談で両首脳は、米韓核作戦の指針を承認する共同声明を採択し「韓国に対する北朝鮮のあらゆる核攻撃は、即刻的・圧倒的・決定的な対応に直面することになるだろう」と宣言した。
韓国大統領室のキム・テヒョ(金泰孝)国家安保室第1次長はこの日、米ワシントンDCにある韓国記者団プレスセンターで、米韓首脳会談の内容を伝えた。
キム次長は「両首脳は昨年4月のワシントン宣言にしたがって、昨年7月に設立された核協議グループ(NCG)が1年ぶりに、韓米間による朝鮮半島の核抑止核作戦の指針を完成させる刮目(かつもく)すべき成果を収めたことを称(たた)えた」とし「これを承認する共同宣言を採択した」と説明した。
つづけて「これにより韓米核抑止核作戦の指針は完成し、韓米が共に一体的な拡大抑止システムを築いた」と語った。
またキム次長は「共同声明の採択により、朝鮮半島の核運用においてわれわれの組織・人力・資産が、米国と共にある拡大抑止へと進化した」とし「米韓同盟は名実ともに『核基盤同盟』へと引き上げられた」と評価した。
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