ステージは代表曲『キリマンジャロの豹』をテーマとするアニメーションで幕を開け、映像が消えるとともにチョー・ヨンピルが登場し、『夢』を熱唱した。ギターを手にヒット曲を次々に歌い、「40年間には苦痛と後悔、夢と希望、愛と悲しみがあった。このすべてが昇華されたのは、皆さんの愛の力のおかげ」と観客に感謝を伝えた。
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この日会場には40メートルと25メートルのタワーが2つずつ設置され、総天然色の照明が組まれた。3台の大型白色発効ダイオードが曲に合わせて制作された映像を映し出し、リズムに合わせて色とりどりのレーザー照明など、華やかで大規模な演出が施された。
観客のほとんどは長年チョー・ヨンピルを追い続けている女性ファンだ。それぞれに準備してきた応援道具を手に、年齢を感じさせないエネルギーを発散し、公演を楽しんだ。なかには幼い娘を連れた男性ファンの姿も見られた。
公演前に行われた記者会見で、チョー・ヨンピルは「昔の歌を聞いて過去を思い出し、きょうという現実の公演で新たな思い出を作ってほしい」と抱負を述べた。40年という歳月は、つい昨日のようであり、ずっと昔のようでもあると振り返り、40年で終わりにするのではく、これからも発展していく姿を見せたいと語った。
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