現代自動車と俳優ソン・ソックの共同制作映画「夜釣り」、「ファンタジア国際映画祭」で編集賞を受賞

現代自動車はこのほど、短編映画「夜釣り」が28日（現地時間）、カナダのモントリオールで開催された「第28回ファンタジア国際映画祭」の国際短編部門において、編集賞を受賞したと発表した。

韓国映画「夜釣り」のキャスト、公開日、あらすじ

「夜釣り」は現代自動車と俳優のソン・ソックが共同制作した短編映画だ。電気自動車（EV）の充電ステーションを背景に、不可思議な事件と逆転劇によるストーリーが展開する、約10分の作品だ。車載用カメラの視点を中心に映画を構成するなど、新鮮みのある編集と巧みな撮影が特徴だ。

韓国の自動車業界が国際映画祭で受賞するのは、今回が初となる。創意的な視点と高い完成度を持つ映画固有の作品性が認められた。

同社は韓国では当初、映画館「CGV」単独で公開し、5週間で計4万6000人を動員した。当時は約10分の上映時間に対し、1000ウォン（約111円）という安価な価格で公開していた。

同社は最近、多様なマーケティング手法を行うことで海外の主要な広告賞で好評を得ている。EV「アイオニック5」を使った自律走行ロボタクシーの技術広報キャンペーン映像は6月、「2024年ニューヨークフェスティバル」の「国際広告賞」において、映像技法と映像といった2部門で銀賞および同省を受賞した。