在韓国連軍司令部への加入は、2013年に復帰したイタリア以来11年ぶり。ドイツの加入により加盟国は18カ国に増えた。
ドイツのピストリウス国防相は式典で「われわれは皆『力の法則』ではなく『規則の力』を信じる」として、国連軍司令部への加盟により朝鮮半島の安定に寄与すると表明した。
ラカメラ国連軍司令官(在韓米軍司令官兼務)は、ドイツの加入は国際安全保障協力の強化に向けた重要な進展だと評価した。
韓国軍制服組トップの金明秀(キム・ミョンス)合同参謀本部議長は「韓国軍は朝鮮半島の自由と平和を守るという精神で一つの旗のもと戦い続け、国連軍司令部加盟国との連帯を強化する」と強調した。
朝鮮戦争の休戦協定締結後、当時の西ドイツは国連加盟国ではなかったが、韓国に医療支援団を派遣して復興に貢献。18年に韓国政府から医療支援国として認められた。
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