HYBEの社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
HYBEの社屋(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国人気グループのBTS(防弾少年団)らが所属する総合エンターテインメント企業、HYBE(ハイブ)が7日発表した4~6月期の連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比37.4%減の509億ウォン(約53億6000万円)、純利益は85.9%減の165億ウォンだった。一方、売上高は3.1%増の6405億ウォンで、BTSのメンバー全員が兵役中で目立った活動をしていなかったにもかかわらず、四半期ベースで過去最高を達成した。 

 上半期(1~6月)の売上高は1兆14億ウォンで、前年同期に続き2年連続で1兆ウォンを上回った。

 HYBEは営業利益の減少について、多様な新事業立ち上げのための初期費用と新人アーティストのラインナップ拡大が影響したと説明した。

 また、持続可能な成長のために「テック基盤の未来成長事業」分野で投資を進めており、当初の計画通りに事業が順調に進んでいるとして、アーティストの国内外での活動が活発化する7~9月期からは収益性が改善されるとの見通しを示した。

 今年下半期には、6月に兵役を終えて除隊したBTSのJIN(ジン)がソロアルバムをリリースするほか、SEVENTEEN(セブンティーン)も新譜発売とともに韓国、米国、日本を回るワールドツアーを開催する。NewJeans(ニュージーンズ)は来年にワールドツアーを予定している。


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