金氏は、以前「ドゥルキング事件」として知られるインターネット世論操作事件で有罪判決を受け、服役していたが、2022年12月の新年特赦で刑の執行が免除された。しかし、その時点での復権は認められなかったため、2027年12月まで被選挙権の制限が続いている。今回の復権が確定すれば、金氏は再び政治活動を行う資格を得ることになる。
一方、趙氏は、パク・クネ(朴槿恵)政権下で、政府に批判的な団体や芸術家などを排除したとされる「文化界ブラックリスト事件」に関与したとして有罪となり、刑に服していたが、今年の旧正月特赦では赦免リストから外されていた。
赦免審査委員会の決定は、パク・ソンジェ(朴性載)法相が赦免権者であるユン・ソギョル(尹錫悦)大統領に報告し、最終的な赦免・復権リストは、13日に予定されている国務会議での決議を経て正式に確定される。これは尹政権下で5回目の特別赦免であり、大統領室は手続きが進行中であるが、まだ最終決定には至っていないと述べている。
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