「治療目的の使用」…向精神薬使用容疑のユ・アイン、今週1審判決

プロポフォールと大麻など薬物を常習的に使用した容疑で起訴された俳優ユ・アイン（本名オム・ホンシク・38）に対する判決が今週出される。

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1日法曹界によると、ソウル中央地裁刑事合議25部（部長判事地・グィヨン）は来る3日午後、麻薬類管理に関する法律違反（向精）などの疑いで送致されたユ容疑者と彼の知人である美術作家チェ容疑者（33）に対す宣告を進める。

ユ容疑者は2020年9月から2022年3月まで14病院で美容施術目的の睡眠麻酔にかこつけて、プロポフォール、ミダゾラム、レミマゾラム、ケタミンなど医療用麻薬類を181回常習的に使用した容疑を受けている。また、2021年5月から翌年8月まで44回にわたって他人名義で睡眠薬を違法に処方された疑いもある。検察はユ容疑者が知人に証拠隠滅を指示したり、アメリカで一行に大麻吸引を強要した状況も追加で捕捉した。

検察は7月24日に開かれた結審公判でユ容疑者に懲役4年、罰金200万ウォン、追徴金約150万ウォンを求刑した。検察は「被告人は有名芸能人として所信ある発言で社会的影響力を発揮しててきた」とし「それでも被告人はそのような社会的影響力で自分の罪を隠すために違法行為をした」と指摘した。

被告側弁護人は薬物使用の事実は認めながらも苦しんでいたうつ病と不安障害、不眠症などに対する治療目的だったと抗弁した。反面、知人に大麻吸引を勧め、証拠隠滅を指示した容疑は否定した。

ユ容疑者は最終陳述で「私は今回の経験で、私の人生全体を振り返ることができる時間を持った」とし「不名誉ではあるが、このような事件を通じてより成熟し責任ある人間として生きていくことを固く誓っている」と話した。

検察はユ容疑者と共に起訴されたチェ容疑者にも懲役4年を求刑した。チェ容疑者は麻薬類管理に関する法律違反（大麻）、特定犯罪加重処罰法上報復脅迫、犯人逃避などの疑いで送致された。