韓国大統領室によると、申室長とボン首席は、昨年11月に行われた韓国・フランス首脳会談での議論を踏まえ、貿易、投資、気候変動、宇宙、人工知能(AI)、文化交流など、多岐にわたる分野での協力を具体化し、さらに深化させる方針を確認した。
特に、両国は未来戦略産業における協力の可能性が高いと認識し、エネルギー、技術革新、デジタルインフラなどの分野での具体的な協力策を緊密に検討することに合意。また、2026年の国交樹立140周年を迎えるにあたり、両国は記念すべきこの年に向けて、実りある成果を出すための共同作業を加速することにした。
申室長は「韓国とフランスはインド・太平洋地域関連の問題においても協力の余地が大きい」と述べ、「両国外務省間の協議を通じて具体的な協力策を導き出せるだろう」と期待感を示した。
一方、ボン首席は「フランスの安保概念がインド・太平洋地域に拡大している」とし、「今後、インド・太平洋地域関連の問題において、友好国であり、この地域で開放的な協力のビジョンを持つ韓国との活発な協力を期待する」と述べた。
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