鎮痛剤のかわりに「水道水」を注射した看護師…患者9人が「死亡」=米国
鎮痛剤のかわりに「水道水」を注射した看護師…患者9人が「死亡」=米国
米国のある看護師は、麻薬性鎮痛剤のかわりに、患者に「水道水」を注射していたことが明らかになり、警察に逮捕された。

今月7日(現地時間)米国AP通信などは「オレゴン州メドフォードのある病院で働いていた看護師が、44件の2級暴行の容疑で逮捕された」と報道した。

病院の関係者は、病状が悪化したり死亡した患者たちが伝染病である水因性疾患に関連したバクテリアに感染していたことを不審(ふしん)に思って警察に通報し、警察は調査に乗り出した。

調査の結果、該当看護師は処方された鎮痛剤をひそかに隠し、患者たちには滅菌されていない水道水を注射していたことが明らかになった。

これを受け、遺族などによる原告側は病院を相手どり、3億300万ドル(約431億2290万円)の訴訟を起こした。

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