先月に続き「輸出・製造業中心の景気回復」とそれに伴う「緩やかな内需回復の兆し」を見せているとの判断を維持した。ただ、部門別に回復速度に差があるとし、輸出好調による景気の好循環の効果がまだ十分に現れていないとの見方を示した。
5カ月連続で「内需回復の兆し」に言及したが、内需に関する判断をめぐり同部と他機関に依然として温度差がある。
政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)は9日に発表した「9月の経済動向」で、「高い輸出増加傾向にもかかわらず、高金利基調により内需回復が遅れ、景気改善が制約を受けている」と説明。10カ月連続で内需不振の判断を示した。
7月の内需関連の主な指標は、小売販売が前年同月比2.1%減少した。建設投資も5.3%減少した。サービス業生産は2.2%、設備投資は18.5%それぞれ増加した。
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