イム氏はこの日の午後、フェイスブックを通じて「『価値と指向だけを残したまま統一を封印し、二つの国家体制で暮らしながら平和に行き来しつつ協力していこう』ということが、それほどまでに難しいことなのか」として、先のように綴った。
つづけて「統一のことを話してもよいくらい平和が定着して交流と協力が日常化した後、その時こそ未来世代が判断するのが理想ではないか」とし「今のユン・ソギョル(尹錫悦)政権こそ、キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮総書記の『敵対的な2国』にしっかり同調している」と指摘した。
また「『共に民主党(民主党)が再び政権に返り咲いたら、以前のように南北間の対話が再開し非核化論議が成されるだろう』という考えも大きな誤算だ」とし「平和共存と協力のためのプロセスは、さらにもっと複雑化している」と説明した。
イム氏は「長く積み重なった苦悩の末に勇気をもって発表した」とし「健全な論議を期待する」と付け加えた。
イム氏は去る19日、9・19ピョンヤン(平壌)共同宣言6周年の記念式で基調演説を通じて「統一はやめよう」「客観的現実を受け入れ、二つの国を受け入れよう」と語った。
Copyrights(C) Herald wowkorea.jp 96