韓国の男性にとって“入隊”は宿命のようなものだ。それは芸能人にとっても同じこと。歌手ソン・シギョンは、入隊を7月に控え自身の率直な気持ちを6集アルバム『ここ、ぼくの心の中に…』に込めた。

ソン・シギョン の最新ニュースまとめ

ソン・シギョンは、「多くの友人らから気をつけて行ってこいと言われる。落ち着いて整理する時間がない。僕自身はまだ実感もなく何ともないのに、皆心配してくれる。嫌だとは言えないでしょう(笑)」と話した。

別れに対する寂しさ、切なさが6集アルバムから窺える。タイトル曲『さようなら愛する人』はその頂点を極める。「僕がいなくても寂しがらないで。バカみたいに泣いてはだめだ。元気で、さようなら」という歌詞は深い余韻を残す。

このような歌詞はソン・シギョンが意図したものではない。曲の作り手がソン・シギョンの気持ちを察して書いた。ソン・シギョンは、歌の主人公になったつもりで演技するように歌うと気持ちが落ち着くと話した。敢えていつも通りを繕っていたが、時折目元をかすめる不安感は仕方がないようだ。


ソン・シギョンは、「感を失うのが恐い。いま歌っている曲も決して大衆的な曲ではない。2年も経つとどれほど変化しているだろうか。そう思うと不安でいっぱいだ」と話した。「僕が急にロックをやってもおかしいでしょう。僕のスタイルを変わらず見せて行きたい。愛してくれるファンのためにがんばって来ようと思う」と話した。
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