韓国警察、偽証教唆事件で野党代表に懲役3年求刑…与党「裁判所の公正な判断を期待」
韓国警察、偽証教唆事件で野党代表に懲役3年求刑…与党「裁判所の公正な判断を期待」
韓国最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表に対する偽証教唆事件の裁判において、警察は被告李氏に懲役3年を求刑した。これについて与党「国民の力」は9月30日、「偽りの連鎖を断ち切るための非常に妥当で常識的な求刑」と論評した。

「国民の力」のソン・ヨンフン(宋泳勲)報道官はこの日、「李代表の偽証教唆事件の本質は、長い年月をかけて偽りを隠蔽(いんぺい)し続けてきたことだ」と強調した。

 宋報道官は、「李代表は2002年、当時の城南市長の不正を暴こうとして(プロデューサーが)検事を詐称したことに関与した。2018年の京畿道知事選挙の放送討論会では、検事詐称事件について、『冤罪を着せられた』と虚偽の主張を行った。また、その偽りの主張により虚偽事実公表罪の裁判を受けることになったときは、証人に偽証するよう教唆した」と付け加えた。

 宋報道官は、メディアに公開された李代表の録音を引用し、「記憶がなく、経験していないと告白する証人に対して、『そんな話を聞いたと話してくれればいい』とうそをつくように促す声を全国民が聞いた」と批判した。

 そして、「2年間続いた虚偽の連鎖を終わらせることができるのは、法律による公正な裁定のみである」とし、「長年にわたる偽りの行為に終止符を打つために、裁判所の賢明な判断を期待している」と述べた。

 一方で、李代表は2018年12月22日から24日にかけて、故キム・ビョンリャン(金炳亮)元城南市長の秘書であったキム・ジンソン氏に対し、何度も電話し、「検察官詐称事件」に関連する虚偽事実公表の疑いで行われた裁判で、自分に有利な方向で偽証してほしいと要請した疑いで起訴された。
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