尹大統領は、与党「国民の力」の指導部と大統領室庁舎前のパイングラスで開かれた夕食会で、医療改革について「高齢化社会、地域・必須医療が崩壊する状況で、医療改革は避けられない」と述べ、「先延ばしできない課題」と強調した。
尹大統領は「医療界、医療集団を対立点に置いて推進するのではない。国民に必要な医療を提供する分野では、それに相応する報酬を与えるためのもの」とし、「今後、医療需要が増えることに備える。供給が停止すれば医療市場自体が歪む可能性があるため、医療改革は断固として推進する必要がある」と述べた。
また、「政争や野党との争いを避け、国益を優先する民生国政監査となることを望む」とも訴えたと、シン・ドンウク(申東旭)院内首席報道官が会見で伝えた。
尹大統領は、チェコの原発受注について「1基に12兆ウォンという価格は、私たちが非常に経済性を認められた輸出ということで、なぜダンピングとか、低価格だという話が出るのかまったく理解できない」と述べ、「そのような点を国民によく説明してほしい」と求めた。
この夕食会は、来週始まる国政監査に向けて、チュ・ギョンホ(秋慶鎬)院内代表の要請により、尹大統領が与党議員を激励するために設けられた。約2時間15分にわたり、主要な国政改革課題の推進方向や国政監査の準備状況などが共有されたという。
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