「歌皇」ナ・フナが来年1月にソウルでラストコンサートを行い引退する。

4日、ナ・フナの所属事務所は、来る2025年1月10~12日にソウルオリンピック公園KSPOドームで「2024ナ・フナありがとうございましたーラストコンサート」を開催すると明らかにした。

まずナ・フナはことし2月に突然歌謡界引退を宣言、最後の全国ツアーを進行中だ。来る12日にテジョン(大田)で下半期ツアーを開始し、その後、カンヌン(江陵)、アンドン(安東)、チンジュ(晋州)、クァンジュ(光州)、テグ(大邱)、プサン(釜山)を訪問し、最後にソウルで締めくくる。

ナ・フナはこの日、所属事務所を通して公開した手紙で「初めて体験する最後のステージがどんな気持ちなのか見当もつかないが、いつもそうであったように楽しく、もっと頑張ろうという気持ちでいっぱいだ」と心境を明らかにした。続いて「笑顔で別れの歌を歌おうと思う。みなさん、ありがとうございました」と付け加えた。

ナ・フナは1966年にデビューし、「無視して」「雑草」「熟柿」「水車は回るのに」「青春を回す」などのヒット曲を出して愛された。2020年にはKBS2秋夕連休特集コンサートで「テス兄さん!」を公開して話題を集め、現役歌手としての存在感を見せた。

ナ・フナは引退発表当時、「マイクを下ろすということがこんなに勇気が要ることだとは思わなかった。『拍手されてるうちに去ろう』という簡単な言葉の深い意味に従いたい」と語った。
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