国会で開かれた国政監査で宣誓する金暎浩・統一部長官(左)=8日、ソウル(聯合ニュース)
国会で開かれた国政監査で宣誓する金暎浩・統一部長官(左)=8日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の金暎浩(キム・ヨンホ)統一部長官は8日、国会による統一部の国政監査で、北朝鮮が7日に開催した最高人民会議(国会に相当)で憲法を改正し、南北関係を「敵対的な二つの国家」と明記して軍事的な緊張を高める可能性があるとの認識を示した。

 北朝鮮は7日に最高人民会議を開くと予告したが関連の報道はなく、会議は8日も続いているもようだ。

 金氏は「北の反統一的、反民族的、反平和的な行動に断固として対処する」として、「自由民主的な基本秩序に基づいた平和的統一」を目指す考えを示した。

 統一部は国政監査のため提出した業務報告で、「力による平和」に基づき北朝鮮の挑発と脅威に対抗する一方、前提条件なく対話する立場を堅持していると説明した。


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