オーストラリアの提案で実現した今回の会合で、4カ国はNATOのパートナー国として今後の協力強化策などについて意見交換するとみられる。
日程上の理由により、韓国からは金龍顕(キム・ヨンヒョン)国防部長官に代わり金善鎬(キム・ソンホ)次官が出席する計画だ。
NATOにおいては、IP4間の協力範囲と方向性について意見調整の必要性が高まっている。ロシアがウクライナ侵攻にあたり中国、北朝鮮と軍事協力を強化するなか、NATOとインド太平洋諸国との接点を増やすことが重要になったためだ。
IP4は2022年から今年まで3年連続でNATO首脳会議と外相会合に出席したのに続き、今月17~18日に開催される国防相会合にも初めて招待された。
NATO国防相会合が安全保障・軍事的政策に関する議論と決定に重点を置いている点を踏まえると、今回の会合はNATOがIP4との政治・外交的連帯を超えて防衛産業、軍事訓練など本格的な協力拡大策を模索するための布石と分析される。
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