米国コロンビア大学のジョセフ・スティグリッツ教授など歴代のノーベル経済学賞受賞者で構成された経済学者たちは23日(現地時間)、公開書簡で強硬な関税提案と攻撃的な減税案を含むドナルド・トランプ元大統領の経済政策が「物価上昇、赤字拡大、不平等深化につながるだろう」とし「ハリス候補がトランプ候補より米国経済の守護者としてはるかに良いと考える」と明らかにした。
経済学者たちは「ハリス候補の経済政策が米国経済の健康と投資、持続可能性、回復力、雇用機会、公正性を向上し、トランプ候補の経済政策よりはるかに優秀だと考える」として支持理由を説明した。
トランプ候補の政策に対しては「友好国と同盟国に対する高い関税はもちろん、逆進的な法人・所得税減免で物価上昇と財政赤字拡大、不平等拡大を招くだろう」と指摘した。
また「経済成功の最も重要な決定要因である法治と経済・政治の確実性をトランプ候補が脅かしている」と憂慮した。
今年ノーベル経済学賞共同受賞者であるマサチューセッツ工科大学(MIT)のダロン·アジェモルー教授をはじめ、昨年の受賞者であるハーバード大学のクラウディア・ゴールディン教授などが署名に名を連ねた。
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