“元恋人を盗撮”男性アイドルグループ出身ラッパー、控訴審で善処訴える
“元恋人を盗撮”男性アイドルグループ出身ラッパー、控訴審で善処訴える
元恋人に眼帯をつけさせ、性行為を盗撮した疑いが持たれている男性アイドルグループ出身のラッパーA氏が、本日(24日)の控訴審で善処を訴えた。

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 24日午前、ソウル西部地方裁判所ではA氏の控訴審初公判が開かれた。A氏は、身柄を拘束された状態だ。

 この日A氏は、反省文を読み善処を訴えた。A氏は最後の陳述で反省文を朗読し、「率直な私の心情を伝えることができる最後の機会だ。間違った行動と、それによって発生したすべてのことについて、一寸の言い訳もなしにお詫びさせていただく」と語った。

 続けて、「思い返せば思い返すほど、後悔が押し寄せる」とし、「2度とこのような行動をしないと誓った。被害者の方の傷が一日でも早く癒されることを、切に祈っている」と、反省する態度を見せた。

 先立って2022年、A氏は当時交際中だったB氏に目隠しをして、性行為する姿を盗撮した疑いが持たれている。A氏は昨年までの約1年間、B氏の身体の主要な部位などを、無音のカメラアプリで約18回にわたって撮影した。

 A氏は、B氏にこのような事実がばれるとすぐに、1人で見るつもりだったと言い訳した。幸いにも外部に露出した疑いは確認されていないが、A氏はB氏以外の別の女性の下着姿も盗撮したことが分かっている。

 一方検察は、A氏の罪質が良くないと判断して、懲役3年を求刑した。裁判部はA氏の身柄を拘束し、懲役1年6か月を宣告した。性暴行プログラム40時間の履修と、児童・障がい者関連機関に、それぞれ3年間の就業制限も命令した。

 当時裁判部は、「違法撮影は、被害者に取り返しのつかない被害を与え、被害程度が非常に重い」として、被害者が厳罰を要求したと量刑理由を説明した。

 しかし、A氏の弁護人側は善処を訴えて、1審判決を不服とした。結局、本日控訴審が開かれ、A氏は反省文を読んで、改めて一番の善処を訴えた。
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