HONORE の最新ニュースまとめ
-デビューのきっかけと歌手になろうと思った理由はなんですか?
学生のときには声楽を学び、声楽家への夢を抱いていました。しかし、道は険しく、その夢を諦めざるを得なくなってしまいました。それでも、音楽を簡単には忘れることができず、横にあるギターを手に持ち、歌よりはギターリストとしての夢を再び持つようになったんです。卒業後はアマチュアではありましたが、バンド活動をしていて、軍除隊後もずっと続けていました。そんなとき、周りの勧めで歌もはじめるようになり、デモテープを作ったんです。そのデモテープを偶然にもジャズ評論家のナム・ムソンさんが聴いてくださり、その方を通してソロアルバムを出すことになりました。20代中盤にすべてのことを捨ててアルバムを制作することには、大きな葛藤もありました。しかし、音楽に挑戦したいという気持ちのもとスタートすることにしました。
-もし歌手になっていなかったら、どんな仕事に就いていたと思いますか?
昔から音楽以外にもいろいろな仕事を経験してきましたが、そうですね…人と向かい合う商売をしていたのではないかと思います。
-前回のワールドカップで応援歌『オー必勝コリア』を歌い、自身も“選手”の一員として参加しましたが、そのときの感想は?
すごく好きなサッカー、そしてワールドカップという大きな大会で、私がこの歌を歌えるということが光栄でした。まさか自分が…と思いましたね。運も見方となってくれたと思います。“コッチジョムダンス(頂点ダンス:これを踊り優勝を目指そうというもの)”の主題歌に選ばれ、多くの人たちが私の歌に合わせ、踊りながら応援する姿を見て、感激したのをおぼえています。
-サッカーチームに所属しているそうですが、何かエピソードはありますか?
すでに10年以上チームの運営をしています。初めは教会のチームからはじまり、芸能人チーム、そして選手出身のチームとグレードアップしてきました。プロ、実業団、大学での経験を持つ選手たちなので実力はアマチュア以上ですよ。大会のためにスケジュールも合わせています。サッカーが本当に好きでしたので、怪我したり他の事情でサッカーをやめることになってしまった選手たちと一緒にサッカーをしたいという思いからチームを作りました。でも、能力の高い選手ばかりなので、私の出番が減っています。今は練習試合にしか出場できないほどです(苦笑)。
-仲の良い芸能人と尊敬する歌手は誰ですか?
仲良しなのは、2006年に横浜で共演した<PARAN(パラン)>のライアンと実力派歌手エスダ、タレントのチョ・ゲヒョン、そして誰よりも私の会社(現在、演技者マネージメント会社を運営)の俳優たちですね!
尊敬する歌手は、幼いころから夢見ていた私の憧れ、エリック・クラプトンなどですね。でも正直、歌手も好きですが、俳優に関心があります。
-2年前に日本で公演されましたが、そのときの感想と日本の印象を教えてください
すごくキレイだという印象を持ちました。人も優しいですし、良い印象を受けましたね。機会があれば公演ではなく、個人的な旅行でまた訪れたい国です。水準の高い公演会場や企画など学ぶべき点も多く、何かを感じるきっかけとなりました。その一方で羨ましくも思いましたね。
-好きな日本の歌手や曲はありますか?また日本での活動予定があれば教えてください
日本の音楽は20代のころには聴いていませんでした。でも『オー必勝コリア』の作曲家でもあるイ・グンサンさんが勧めてくださった歌を聴いて、日本の歌もいいなと思い聴くようになりました。玉置浩二という歌手でした。はじめはメロディーを聴いて感心を持ち、今ではすっかりファンになってしまいました。日本に初めて行ったときも玉置浩二について聞いたほどですよ。チャンスがあれば、日本でライブ活動もしたいです。今、韓国で映画やドラマのOST制作や歌手として活動しているように、日本でもOSTに参加できればと思っています。
-これからどんな歌手になりたいですか?
昔、クラシックやロックに影響を受けたからか、ナチュラルで真実の音楽をしたいです。節制された音楽や飾らない音楽をしていきます。最近は他の歌手との制作や新人歌手の育成などをしていますが、これが私の音楽の哲学で作曲、制作、歌手、どんな活動をしてもここから外れたくはありませんね。
-自身にとって歌とはどんな存在ですか?
音楽は私の生き方そのものです。一時期は音楽が嫌いになったこともありましたが、こうやって結局は音楽の世界へ戻ってきました。私の人生を辛いものにしたりもしますが、1番重要なときに私の傍らにいて、私を励まし、力をくれるんです。愛して憎むことを越えた別れることができない存在ですね。
-ファンにメッセージをお願いします
テレビ活動などでの姿はご存じないと思いますが、ドラマで私の声を聴いたことがあるかもしれませんね。最近は、エンターテインメント会社を設立し運営してみて、自分が表に出ることよりも歌手や演技者の制作に没頭していました。これからはOSTで皆さんにお会いすることになると思います。機会があったら、ソロアルバムも制作し、皆さんにご挨拶したいなと思っています。歌手、制作者、プロデューサーとしてどれ1つおろそかにせず、一生懸命に頑張るキョン・ソンヒョンになります。
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