トランプ前大統領が第47代米国大統領に当選したことで、ビットコイン現物上場指数ファンド(ETF)に「過去最高」の資金が流入した。

ビットコイン現物ETFは、ビットコイン価格を追従するファンドで、ビットコインに直接投資することに消極的な機関投資家が主に利用している。

6日(現地時間)、米国最大のビットコイン現物ETFであるブラックロックのIBITは、この日だけで41億ドル(約6319億円)を超える史上最大の取引量を記録した。

特に、開場始めの20分の取引量だけで11億ドル(約1695億円)を記録した。エリック・バルチュナスブルームバーグETFアナリストは、「11億ドルは普段の“一日取引量”と似たような水準」とし、「他のビットコインETFも同じ流れを見せた」と明らかにした。

また、IBITの一日の取引量が41億ドルを超えたことについては「バークシャー、ネットフリックス、ビザのような株式よりも多くの取引量を記録した」と強調した。

一方、トランプ当選でビットコイン価格は7万6000ドル(約1170万円)を超え、史上最高値を更新した。以前の最高値は3月14日に記録した7万3738ドル(約1135万円)だった。現在は7万5000ドル台に若干下落し、上昇幅を狭めている状態だ。
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