来年の1月までジョー・バイデン大統領の任期が残っているが「トランプ氏との就任前の会談を通じて親交を深め、北核問題など朝鮮半島の懸案に関する韓国政府の基調を直接説明する」という判断によるものとみられる。
尹大統領とトランプ氏は7日、初の電話会談により北朝鮮軍の派兵や度重なる挑発などについて話を交わした後「直接会って具体的に協議する必要がある」ことで意見が一致した。
尹大統領は「『互いにとって最も早い時期に会おう。きょう明日中にでも』と話した」と明らかにした。これは、それほど早い時期に会談が行なわれることを示唆したものだとみられる。
このことから韓国政府は、トランプ氏の大統領就任前に「会談」を実現させる方針である。
韓国政府は「全世界がトランプ氏との接触のため熾烈な外交戦を繰り広げている中、トランプ氏が早期に韓国の首脳と電話会談をし、また強固な韓米同盟に対する両首脳の意志を再確認する必要性を踏まえると、会談の実現は可能だ」とみている。
韓国政府は、今月中旬の尹大統領の海外歴訪に「米国」を加える案を検討している。
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