金剛山事件、柳長官が北朝鮮に調査団受け入れ迫る

【シンガポール24日聯合】外交通商部の柳明桓（ユ・ミョンファン）長官は24日、東南アジア諸国連合（ASEAN）地域フォーラム（ARF）閣僚会議の全体会議で、金剛山での観光客射殺事件の徹底した真相究明と再発防止に向け、韓国側調査団の受け入れを北朝鮮に迫った。
　外交通商部の李容濬（イ・ヨンジュン）次官補が伝えた。柳長官が、今回の事件を南北の協議で迅速に解決すべきとの立場を示したのに対し、出席した多くの外相からも協議を通じた平和的な解決を望む声が挙がったという。

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　一方、北朝鮮の朴義春（パク・ウィチュン）外相は閣僚会議で、韓国政府が南北共同宣言などを否定していると非難したものの、金剛山の事件については「南北間の問題」として具体的な言及を避けたとされる。