判決後、ソウル中央地裁を後にする「共に民主党」の李在明代表=15日、ソウル(聯合ニュース)
判決後、ソウル中央地裁を後にする「共に民主党」の李在明代表=15日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は15日、2022年の大統領選に絡み虚偽の事実を述べたとして、公職選挙法違反の罪に問われた最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表の判決公判で懲役1年、執行猶予2年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。この刑が確定すれば国会議員を失職し、今後5年間は被選挙権を失う。

 李氏は判決後、地裁前で「基本的な事実認定から到底受け入れ難い結論」と述べ、控訴する考えを表明した。

 李氏は「きょうのこの場面も韓国現代史の一場面になる」として、「現実の法廷はまだ(高裁・最高裁の)2回残っている」と強調。「民意と歴史の法廷は永遠だ」と語った。また、「国民の皆さんも常識と正義に立脚し判断すれば十分結論にたどり着けると思う」と述べた。

 量刑についてどう思うかなどを尋ねる記者団の質問には回答しなかった。


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