暗号通貨投資会社VanEckが主催したX(旧Twitter)スペースでセイラーは「この提案を準備した活動家が私にプレゼンテーションを要請し、取締役会に3分間発表することに同意した」と明らかにした。
彼は「取締役会にプレゼンテーションを送る計画であり、サティア・ナデラ(Satya Nadella)CEOと直接非公開で議論しようとも提案したが、これは受け入れられなかった」と付け加えた。
10月、マイクロソフトは12月の株主総会で、ビットコイン投資に対する評価を行うかどうかを投票議題に上程したと発表した。
この提案は、米国公共政策研究所(NCPPR)が推進し、マイクロストラテジーが今年、マイクロソフトより300%以上の株価上昇率を記録したことを強調した。これはマイクロソフトよりはるかに少ない事業規模を持っているという点でも注目に値するという主張だ。
セイラー氏はこれに対し、「この提案は、バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)、アップル(Apple)、グーグル(Google)、メタ(Meta)など、すべての企業の議題としても議論されなければならないと思う」とし、「これらの企業は莫大な現金を保有しているが、これは株主価値を消耗させている」と主張した。
彼はマイクロソフトの企業価値を分析し、「マイクロソフトの企業価値のうち98.5%は四半期実績に依存しており、残りの1.5%だけが実質資産から出てくる」とし、「もし企業価値の半分がビットコインのような実質資産から出てくるなら、マイクロソフトの株式ははるかに安定的でリスクが少ない資産になるだろう」と付け加えた。
当該株主提案は12月10日に投票に付される予定だ。
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