兵役を逃れようと人為的に増量...身体等級4級を受けた20代、執行猶予=韓国
兵役を逃れようと人為的に増量...身体等級4級を受けた20代、執行猶予=韓国
兵役を逃れようとわざと太った20代の男性に懲役刑の執行猶予が言い渡された。

法曹界によると23日、ソウル東部地裁は兵役法違反の疑いで起訴されたA被告(26)に懲役1年、執行猶予2年を言い渡した。また、兵役法違反のほう助の疑いで起訴されたB被告(26)には懲役6か月、執行猶予2年が宣告された。

A被告は食事量を2倍増やすなど体重を増量した後、昨年6月2日に行われた2回目の抜き打ち再測定で、身体等級4級を最終判定されて、兵役を逃れようとした疑いで裁判にかけられた。

B被告はA被告に献立表を組んで、体重増量時の動機付けをした疑いが持たれている。

調査の結果、A被告は2017年10月17日、最初の兵役判定検査で身体等級2級の判定を受けたが、大学入試、資格証試験、出国待機などの理由で入隊を何度も延期した。

その後、A被告は2022年9月29日、再兵役判定検査の対象になり、BMI指数で35以上なら、身体等級4級の判定を受け、補充役の処分を受けるという事実を利用して、人為的に体重を増やすことにした。

A被告はB被告が提供した献立表をもとに食事量を2倍に増やし、カロリー消費量の高いアルバイトを辞めた。また、測定直前に水を多量に飲んで体重を増やしたりもした。

結局、A被告は2022年12月7日の再兵役判定検査でBMI36.9、翌年2月15日に行われた1回目の抜き打ち再測定でBMI36.1が出た。A被告は昨年6月2日に行われた2回目の抜き打ち再測定ではBMI35.8が出て、身体等級4級を最終的に判定された。

裁判所は「A被告は自分の過ちを認め、兵役義務を誠実に履行すると明らかにした」とし「被告人に処罰前歴がない点、犯行後の情況などを総合した」と量刑理由について明らかにした。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 99