「一般人と熱愛説」「モデルの息子の実父」チョン・ウソンのように…婚外子1万人時代=韓国
「一般人と熱愛説」「モデルの息子の実父」チョン・ウソンのように…婚外子1万人時代=韓国
韓国の人気俳優のチョン・ウソン氏(51)とモデルのムン・ガビ氏(35)が結婚していない状態で息子を出産したというニュースが伝わると同時に、チョン氏が一般人との熱愛説に巻き込まれ、波紋が広がっている。このような状況の中、チョン氏とムン氏の関係のように、昨年、韓国の婚姻外出生者が1万人を超えたと集計され、注目を集めている。昨年の出生児数は統計作成以来、歴代最低値を記録した反面、婚姻外の出生児数は統計作成以来、歴代最大値を記録した。

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 今年8月、韓国統計庁が発表した「2023年出生統計」によると、昨年の出生児数は23万人で、前年より1万9200人(7.7%)減少した。1970年に統計を取り始めて以来、過去最低だ。

 一方、婚姻外の出生児は全体出生児の4.7%にあたる1万900人で、1981年に統計を取り始めて以来、歴代最大値を記録した。昨年の新生児20人のうち1人が婚外子であるわけだ。

 婚外子の数は3年連続増加傾向で、2021年には7700人、2022年には9800人を記録した。これは事実婚や同居関係での出生が増えたためと分析される。

 結婚後に出産するものだという認識が強い韓国は、1981年に統計を作成して以来、婚外出産の割合は0~2%台にとどまってきた。しかし、2018年に2.2%で2%台を超えた後、急速に比重が高まり、2022年は3.9%、昨年初めて4%台に進入した。

 ただし、韓国の婚姻外出産の割合は経済協力開発機構(OECD)国家の中で最低水準だ。OECDによると、2020年基準の非婚出生比率は、フランス62.2%、英国49.0%、米国41.2%、オーストラリア36.5%などで、大部分が韓国を大きく上回るという。

 先立ってムン氏は22日、インスタグラムに息子を抱いた写真を公開し出産の便りを直接知らせた。しかし、実父については言及しなかった。

 その後24日、チョン氏の所属事務所であるアーティストカンパニー側は「ムン氏がSNSで公開した子供はチョン・ウソンの実子である」として「父親として子供に対して最後まで責任を全うする」と明らかにした。2人は婚姻関係は結んでいないという。

 一方、テンアジアは同日、チョン氏がムン氏ではなく、他の一般女性と長い間熱愛を続けていると報道した。しかし、一般的な熱愛説というには問題があるとメディアは指摘した。息子を出産したムン氏が昨年6月に妊娠した事実を知り、今年3月に子供を産んだため、一般人女性との交際期間が重なるのではないかという疑惑が提起されたのだ。

 これと関連してアーティストカンパニー側は「俳優個人の私生活であるため行き過ぎた推測は自制してほしい」と線を引いた。
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