ソ・ジソブ(左)とカン・ジファン=12日、ソウル(聯合)
ソ・ジソブ(左)とカン・ジファン=12日、ソウル(聯合)
韓国俳優のソ・ジソブカン・ジファンが12日、ソウル・梨花女子高校100周年記念館で行われた映画『映画は映画だ』の制作報告会に出席し、共演した感想を語った。
 
キム・ギドク監督の原案を基に制作された同作品は、俳優になる夢をひそかに抱いていたヤクザ(ソ・ジソブ)が偶然出会ったアクションスターのスタ(カン・ジファン)から映画出演のオファーを受け、ストーリーが展開されていく。

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カン・ジファンに対するライバル意識をまったく持たずリラックスして撮影に臨んだというソ・ジソブは、「カン・ジファンは演技のスタイルも細かく、撮影がハードなときはスタミナ食をくれたりと少し女性らしい面もある」と語った。

一方のカン・ジファンは、ソ・ジソブにライバル心を抱いていたという。「映画出演が初めての上、数年前にドラマで演技を始めたときソ・ジソブはすでにトップスターだったのでプレッシャーがあった」と打ち明けた。だが、ソ・ジソブが頼もしいので次第にリラックスして撮影できたと振り返った。

今回初めてメガホンを取ったチャン・フン監督は2人について、「ソ・ジソブは口数が少なく深く考えるタイプである半面、カン・ジファンはすぐに意思表示する」とし、ソ・ジソブは揺るぎないまじめな親友、カン・ジファンは愛らしく魅力的な恋人のようだと評価した。

4年ぶりの映画出演となったソ・ジソブは、「キャラクター同士の設定が気に入った。あまりにも長い間休んだので演技をやりたいと思っていた矢先にこの作品に出会い、期待を胸に演じた」と感想を述べた。

また、同作品でスクリーンデビューを果たしたカン・ジファンはアクションシーンについて、「アクションスクールであらかじめ動作を合わせて練習したが、浜辺などでの本番では練習通りにはいかず、2人とも取っ組み合いのけんかとなった」と紹介した。

『映画は映画だ』は来月11日に公開予定。
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