今回のフォーラムは、来年の韓日国交正常化60周年を前に両国観光業界の協力強化に向けた行事の一環として行われ、韓日政府や観光公社、地方自治体、観光業界、関連業界の関係者約120人が出席した。
張氏は開会のあいさつで「韓国の日常は変わらず維持されており、主要観光地なども普段と変わりなく正常に運営されている」とし、「非常戒厳」事態の中でも安全に旅行できると説明した。
また、フォーラムに出席した日本観光庁の秡川直也長官との昼食会でも韓国が安定的な環境であることを強調。両国の観光交流拡大に対する日本当局の関心と協力を要請した。
柳氏もフォーラム後の夕食会に出席し、政府は外国人観光客の安全性と利便性を高めるために最善を尽くしているとアピールする計画だ。
一方、10日には北東部・江陵で「韓日観光振興協議会」が開催され、韓国から金定勲(キム・ジョンフン)文化体育観光部観光政策局長が、日本から中野岳史観光庁国際観光部長がそれぞれ出席する。
1986年から韓国と日本で毎年交互に開かれている同協議会は、両国の友好促進に寄与している局長級会議だ。
今年の協議会では▼韓日交流の持続的な拡大▼地方観光の活性化▼未来世代の交流活性化▼観光産業の高付加価値化――などについて議論する予定だ。
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