同社は保有するインド法人の持ち分15%を売却する予定だ。金額は未定。
人口が約14億人に達するインド市場は中間層が増えており、高級スマートフォンや家電の需要が急増中だ。顧客としては20~30代が多く、いまだ家電製品の普及率は低いため成長市場と見込まれている。韓国貿易協会によるインドの家電の普及率を見ると、冷蔵庫が38%、洗濯機が17%、エアコンが8%となっている。さらにインドは中東やアフリカへの輸出基地としても活用できるほか、米中貿易摩擦の影響も小さい。
今回のIPOは、新株の発行なしに保有する15%を売却する公開買付方式で行われる。米ブルームバーグ通信はLG電子インド法人の企業価値を、130億ドル(USD、約1兆9553億円)と評価し、IPOを通じて最大15億ドル(約2256億1650万円)を調達できると展望した。
業界の関係者は「LG電子の場合、インド法人がアジア太平洋地域の法人のなかでも最大規模となる。インドの価値評価が高く、同社としても投資する価値がある市場」と述べた。
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