賛成195人、反対85人の賛成多数で可決された。輸入車ディーラー「ドイツ・モーターズ」の株価操作疑惑や高級ブランドバックを受け取った疑惑など、金氏を巡る15件の疑惑を捜査対象としている。
与党「国民の力」は同法案に反対することを党の方針として決めて採決に臨んだが、同党から賛成が4人、棄権が2人出た。
法案は昨年12月と今年9月、11月に国会で可決されたが、いずれも尹大統領が拒否権を行使し再採決が行われて否決され、廃案となった。今回も尹大統領が拒否権を発動する可能性がある。
ただ、今月7日に行われた再採決では「国民の力」から6人の造反が出て、可決にわずか2票が足りなかった。拒否権が行使された法案が再可決されるためには在籍議員(300人)の過半数の出席と出席議員の3分の2以上の賛成が必要となる。
Copyright 2024YONHAPNEWS. All rights reserved. 40