韓悳洙国務総理は、大統領の権限を受け継ぐことになる同日、各省庁別に緊急指示を伝えた。
まず、国防部のキム・ソンホ長官職務代行に、「国家安保と国民の安全にわずかな隙が発生しないよう全軍の警戒態勢を強化し、すべての危機状況に直ちに対応できるよう徹底的に備えよ」と指示した。
続いて、キム・ミョンス合同参謀議長に、「北朝鮮が国内の状況を安保脆弱時期と判断して、様々な形態の挑発を試みる可能性がある」とし「北朝鮮が誤った判断をして無謀な挑発を敢行できないよう警戒態勢を強化し、米韓同盟をもとに確固たる安保態勢を堅持せよ」と指示した。
また、外交部(日本の外務省に相当)のチョ・テヨル長官には、「国際情勢の不確実性が高まっている状況で、強固な米韓同盟を基盤に日本・中国など主要国との緊密な疎通チャンネルを維持せよ」とし「在外公館を通じて韓国政府の対外政策基調に変わりはなく、国家間の交流・交易にも全く支障がないことを積極的に知らせてほしい」などと呼びかけた。
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