名刺から占い・オンライン試験まで、求人サイトが新サービスを相次ぎ展開=韓国
名刺から占い・オンライン試験まで、求人サイトが新サービスを相次ぎ展開=韓国
韓国求人サイトのサラミンは、同業者の中では初となる占いサービスを開始した。タロットや四柱推命など分野別の占い師60人に、オンライン通話で相談ができる。

同社は現職の会社員向けの1対1の通話サービスを通じて非対面による相談需要を把握し、占いサービスを開始した。今後はエンターテインメント要素の高いサービスを通じて、同社サイトへの流入を増やしていく計画だ。

一方ジョブコリアは名刺アプリ「ヌーク」に注力する。紙の名刺をモバイル機器などで撮影、もしくは直接プロフィールを入力することで生成するデジタル名刺だ。8月にサービスを開始し、その後4か月でダウンロード数は1万6000件に達している。

インクルートは昨年11月、試験サービス「コシジャン」を拡大している。対面の試験をオンラインで実施できるようにするプラットフォームだ。実際にナイス信用評価では11月、採用試験における論述などで「コシジャン」を利用した。

求人サービス業界が新規サービスを相次ぎ提供開始する背景には、雇用が振るわない状態が長引いていることがある。業界の関係者は「景気が先行き不透明で2025年の展望も例年より良くないだけに、業界で事業ポートフォリオを補完するための試みが続いている」と述べた。
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