ソウル広場に入場する選手団=25日、ソウル(聯合)
ソウル広場に入場する選手団=25日、ソウル(聯合)
【ソウル25日聯合】北京五輪で金メダル10個、総合10位以内という目標を上回る成果を残した韓国選手団が、17日間の熱戦を終えて帰国した。
 金13、銀10、銅8のメダルを獲得し開催国の中国に次いでアジアで2位となった韓国選手団本陣180人余りは、2機の航空機に分乗し25日午後、仁川国際空港に到着した。大型の太極旗を掲げた男子競泳のパク・テファン、女子重量挙げのチャン・ミランの金メダリストを先頭に一行が姿を現すと、家族や知り合い、競技関係者、スポーツファンら出迎えの人々は「大韓民国」を連呼し熱狂した。選手団は熱い歓迎に、晴れやかな表情で手を振って応えた。30分余りの簡単な合同記者会見を終えると、選手団はソウル・世宗文化会館に移動し解団式を行った。

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 式には韓昇洙(ハン・スンス)首相や文化体育観光部の柳仁村(ユ・インチョン)長官をはじめ、スポーツ界や競技団体役員、先に帰国していた選手らが出席した。成績報告、李衍沢(イ・ヨンテク)大韓オリンピック委員会(KOC)委員長のあいさつに次いで、韓首相が「良く闘って戻ってきてくれた」と激励の言葉を述べた。「この17日間、全国民が楽しみ幸せな時間を過ごした。これ以上ないほど韓国が誇らしい。すべて皆さんの汗と涙でつかんだ快挙だ。全員が北京五輪の真の英雄だ」と祝った。選手団長の答礼後、選手団旗がチャン・ミランから選手団長を経てKOC委員長に返却され、メダリストらの記念撮影で式は締めくくられた。

 突然の雨に見舞われたが、雨脚が弱まると選手団は予定通りに大型の太極旗を掲げ市庁前のソウル広場まで行進し、歓迎行事に出席した。

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