中国、2024年12月の社会消費財小売総額は前年比3.7％増＝中国報道

中国・国家統計局によると、2024年12月の社会消費財小売総額は前年同月比3.7％増の4兆5172億元（約96兆円）だった。自動車を除いた消費財の小売売上高は4.2％増の3兆9509億元（約84兆円）となった。

2024年通年の社会消費財小売総額は、前年比3.5％増の48兆7895億元（約1034兆円）で、うち自動車を除いた消費財の小売売上高は、3.8％増の43兆7581億元（約928兆円）だった。

事業所の所在地別では、12月は都市部が3.7％増の3兆8445億元（約82兆円）、農村部が3.8％増の6727億元（約14兆円）。2024年は都市部が3.4％増の42兆1166億元（約893兆円）で、農村部が4.3％増の6兆6729億元（約141兆円）となっている。

消費の内訳をみると、12月は商品小売販売額が3.9％増の3兆9623億元（約84兆円）、飲食店収入が2.7％増の5549億元（約12兆円）。2024年は商品小売販売額が3.2％増の43兆2177億元（約916兆円）、飲食店収入が5.3％増の5兆5718億元（約118兆円）だった。

一方、2024年の全国オンライン小売売上高は7.2％増加の15兆5225億元（約329兆円）にのぼった。うち、実物商品が6.5％増の13兆816億元（約277兆円）で社会消費財小売総額の26.8％を占めた。実物商品のオンライン小売売上高のうち、食品が16.0％、衣料品が1.5％、日用品が6.3％、それぞれ増加した。