ラッパーのIronさん、大麻喫煙→暴行で波乱万丈な人生…きょう(25日)亡くなってから4年
ラッパーのIronさん、大麻喫煙→暴行で波乱万丈な人生…きょう(25日)亡くなってから4年
ヒップホップ歌手の故Iron(アイアン)さんが亡くなってからいつの間にか4年だ。

 きょう(25日)は、故Ironさん(本名:チョン・ホンチョル)が死去して4周忌。Ironさんは、2021年1月25日に、ソウル・チュン(中)区にあるマンションの花壇で発見された後、緊急救命室に移送されたが、死亡した。警察の調査結果、他殺の疑いは発見されなかった。享年29歳。

 Ironさんは、2014年にMnetのヒップホップサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY 3」で準優勝を獲得し、知名度を上げた。特に、最終回で、ヒップホップデュオ「Leessang」の「venom」を自身だけのスタイルで再解釈し、大きな人気を集め、発売された音源もまた、各種チャートで1位を獲得し、大衆の目に留まった。

 Ironさんは、その後、デジタルシングル「blu 」や、フルアルバム「ROCK BOTTOM」などを出しながら、活動を続けたが、2016年3月、大麻喫煙の情況がとらえられ、警察に立件された。容疑を認めたIronさんは、懲役8か月に執行猶予2年を言い渡されたが、その後、故人は何度も論議に包まれ、物議をかもした。

 2017年には、恋人の女性A氏を暴行した疑いで起訴された。Ironさんは、A氏の顔を殴り、凶器で内ももに傷害を負わせたと疑われ、懲役8か月に執行猶予2年を宣告された。

 この他にも、校内暴力の物議などに包まれていた故Ironさんは、2020年には、新しい人生を歩もうとしているようだった。当時、Ironさんは、「4年という長い時間の間、私の人生をたくさん振り返る時間を持った」とし、「私によりつらい思いをした多くの人々に、申し訳ない気持ちで長い間苦しかった。最善を尽くして、皆さんの前に堂々と出られるよう、努力してみる」という文を残し、復帰の意志を示した。

 しかし、同年12月、未成年者である弟子を野球バットで数十回暴行した疑いで逮捕され、在宅起訴送致された。

 そのように調査を受けていたところ、Ironさんの死亡の知らせが伝えられた。このような悲報に痛切さもあり、しばらく死亡直前に何度も世間の噂に上っただけに、彼の無責任な選択をめぐり、非難が続き、寂しい最後を迎えた。

 一方、故Ironさんの葬地は、ソウル追慕公園。

■自殺を防止するために厚生労働省のホームページで紹介している主な悩み相談窓口
●こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
●よりそいホットライン:0120-279-338、岩手県・宮城県・福島県から:0120-279-226
●いのちの電話:0570-783-556
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