韓国行政機関の個人情報保護委員会によると、同委員会はこの日、ディープシーク本社に個人情報の収集項目や手順、処理・保管方法を確認する質問書を送る予定だ。
質問書には個人情報を活用したAIの学習過程を把握するための内容に加え、海外事業者に対しても韓国の個人情報保護法が適用される点を強調し、関連法について説明する内容も盛り込まれた。
委員会の関係者は、返信内容を検討し、必要な場合は実態点検や調査に着手する方針を示した。
海外メディアによると、世界の企業や政府機関は自国内の個人情報やデータの流出を防ぐためにディープシークの利用制限に乗り出している。
ディープシークの「個人情報保護政策」は、同社がAIモデル学習などのために利用者の生年月日、名前、電子メールアドレス、電話番号、パスワードなどを収集し、中国内の安全なサーバーに保管すると明示している。
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