次世代イージス駆逐艦「正祖大王」(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
次世代イージス駆逐艦「正祖大王」(防衛事業庁提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国海軍によると、北朝鮮の核・ミサイル脅威の対応に向けた、海上における「韓国型3軸体系」の中核となる海軍機動艦隊司令部が1日に発足した。韓国型3軸体系は北朝鮮のミサイル発射の兆候を探知して先制攻撃するキルチェーン、発射されたミサイルを迎撃する韓国型ミサイル防衛体系(KAMD)、北朝鮮から攻撃された場合に指導部などに報復攻撃を行う大量反撃報復(KMPR)からなる。

 同司令部には次世代イージス駆逐艦「正祖大王」を含む駆逐艦10隻と軍需支援艦4隻が配備された。2030年代半ばには次世代イージス駆逐艦2隻と韓国型次世代駆逐艦6隻が追加で配備される予定で、そうなれば駆逐艦は18隻となる。

 機動艦隊は平時には▼朝鮮半島周辺の海域監視▼海上交通路の保護▼海外派兵――の任務を遂行する。有事には海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)などの海域で制海権を確保するとともに、精密打撃任務を遂行する。


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